墓地にて

今日は、とある本のススメで墓地にいったよ。ロス中にあるいくつかの中から適当に選んでいってみたら、なんと!!!!

そのどでかい敷地内の殆どの墓に日本人の名が刻まれているではないか!!びっくり。

この墓地は、エバーグリーンメモリアルパーク。墓管理事務所で聞いてみたら、以前はそのエリアは日本人コミュニティだったんだって。(今はメキシコの街角にしか見えん。でもよく考えてみるとリトル東京には遠くはない。)で、第二次世界大戦で亡くなった沢山の日系人が埋められているそうだ。

偶然とはおもえんね。祈ったよ。

とても感慨深いビジットでした。いってよかった。先日のごたごたなど、ちょっとどうでもよくなった。

で、帰り際によったリトル東京のチープなジャパニーズタコス屋で、しけたランチスペシャルをしけたテラスで食べ終えようとしていたら、日本人夫婦がおどおどとやって来て、妻の方が「ここでは何がおいしいの?」と。

店の人が店の中から見守っていたので、「なにも美味しくないと思いますよ。」とはいえず、

「いや、ここくるの初めてなんです。」というと、

「私たちも、ここが初めてどころか、海外はじめてなのよ。で本当にお腹空いちゃって。」

「あちらの方にいろいろレストランありますよ、、」と言いかけるも、やっぱり言い直し。「いや、なんか申し訳ないので、ここ試してあげてくださいよ。」と。

もう何がなんだかよくわからん。人生ってむずかしいっす。

自由の国アメリカ〜嫌われ者のアリア〜勝利

今日はとても大変な事になってしまいました。今も怒りがこみあげ、どうせ何をしても集中できない様な状態だし、おととい最後のクラスのことを書いたついでに、しかと書き記させていただきます。(なにを言っているか分からない方は是非こちらを先にお読みください。)

で、そのクラスを後にした夜、怒りにかまけ、インターネット上で、僕の演技の学校の、もしレビュー(評価)できるページがあったらしようとしたわけさ。(怒りはここだけに停めるとかいっておいてすまねえ)

で、役者用の、役者が、演技の学校やプロダクトを批評できるサイト見つけて、このスタジオと先生(夫婦であるJとP)についてかなり最悪(でも正直)なレビューをもちろん別の名で書き、そしてもちろん1つ星(5つ星がベスト)を選択。投稿したわけさ。そしたら、タイミングがタイミングなだけになんと先生からメッセージが届き、「最後のクラスなのにぶっきらぼうにクラスを後にしたあなたにはとてもアンハッピーです。それから、スタジオのレビューかいたでしょう?25年もおしえてるんだから、感情につられて書いた事はわかっているのよ。消せ。」と。まさかこんな早く発見される=わしだとわかられるのは想定していなかったため、ぎくっと来た訳ですが、やはり、そのメールに、そして僕がこのレビューを書かなければメールさえくれなかったであろう事にまた腹を立て、冷静に、メールを返信した訳さ。

「僕は沢山のものについて批評をしているので、覚えていません。が、僕が批評をする時は、正直に、素直な気持ちを書きます。レビューってそういうものです。そしてレビューはあくまでカスタマーのためのものですよね。

それから、ぶっきらぼうに去りたくはなかったけれど、クラス内で起こる不平を目にするのは昨日が初めてではなかったのです。

しかも、未だに払い済みの授業料のレシートの一部を受け取っていませんが。」

と。

で、今日になり、もちろんジェンからメールが。怖くて読めず。

でも、ちょっとあのレビューは(特に旦那Pの方に関しては、”今までであった先生でも最悪のひとり”などと書いたーでも正直な気持ちな訳よ)かわいそうだったかなあ、しかももう自分だと知られてしまったしなあ、と、レビューを書いたサイトのスタジオのページを観てみると、見覚えのある名、そう、クラスメイト達(しかもそのうちの数人は僕が好感を抱いていた人たち)からの5つ星と長いレビューが5つ+ほど新しく追加されているではないか。確実に僕が書いた酷評に対する強い反応として。

つまり、先生は、生徒に頼んで、ポジティブなレビューを書いてもらったのだ。トキオがこんなこと書いてスタジオの評判が台無しになりそうだから助けてくれ、と。つまり、もはや「私」アゲインスト「みんな」な訳よ。その対処のしかたってどうなの??せこくない?わざわざそこまで僕を公に悪者にするのって酷くない?

で、わしはもうパニック。みんなに嫌われた。友達作るところかみんなを敵にまわしてしまった。と。もちろんそのクラスメイトのレビューは怖くて読めず、でも、もう「みんな」v.s.「トキオ」だし、なんか消してほしがってるし、と、その批評を、というかアカウント自体いやいや消してあげようとしたら、消し方がわからなかったわけさ。なんで、そのウェブサイトのヘルプセンターに消しかたを聞いたところ、すぐにそのウェブサイトの管理人のジョンから返信が来て、

アカウントを消しました。僕は常に役者向けのよりよいウェブサイト作成を目指しているので、よければ、なんで消すことに決めたのかよかったら是非きかせてね。

とのこと。

で、そういうなら、と返信。

始めに正直にこのスタジオについて批評を書いたのですが、先生がこの批評が僕が書いたものだというのを発見して、彼女に消すように言われたのです。それってあまり公平ではない感じはしたのですが、少し経ってから、ちょっとかわいそうに思って、消してあげることにしたのです。また時期をみてから再批評するかもしれません。ありがとう。

と、またすぐ返信が。

ああそうなんだ!実はそういうことを今いろんなレベルで対処しているんだよ。うちで載せてあげている役者向けのビジネス(組織/団体/学校)からは、よく、このウェブサイトのアカウントユーザーをフェイスブックのアカウントと連携するように頼まれるんだ。そうすれば、ライバルのビジネスではなくてちゃんとした”人間”がちゃんとレビューをかいているのを確認できる、という理由でね。

でも、やっぱり、役者のなかには、あなたの先生みたいな輩のレビューを正直にかける様に、匿名で(実名を公表することなく)ユーザー登録したい、という人が多いんだよ。

個人的には、やっぱり役者が正直に批評できる様に、匿名でユーザー登録ができるままにしておいた方がいいとおもうんだけどね。君も別の名前でまた登録して批評したらどうだい?

もし、君か、君の友達で、もっと役者が正直に批評を行えるシステムに改善するアイデアがある場合はしらせてね!

ジョン

で、ふむふむと思い、返信。

おーなかなか、難しい、厄介な問題だよね。特に管理者である君にとっては。こういったもめ事が起こるのは多分あんまり大きくない(あるいは始めたばかりの小さな)ビジネスが関わる時が多いんだろうね。今回のことに関して言えば、本当に、いきなり「僕」v.s.「スタジオにかかわるみんな」という事になってしまったのがやりきれない思いです。

フェイスブックとアカウントを連携させるのは、公にでるユーザーのインフォメーションが『ちゃんとした人間』ってことだけの場合なら、良いアイデアかもしれないね。

もしかしたら、こういう事がおこっているよ、とユーザーの関心を煽るだけでもちょっとした改善になるかもしれないよね。でもみんなそれくらいわかっているかもしれないけど。

それから、別の名で批評してたけどそれでも先生に見つかったんだよ。

で、それから、やっぱりJの汚い対処の仕方にハテナ、プラス自由に意見を言えるインディビジュアルの一人として、このまま食い下がるのはくやしい、と思い、どーしようかな〜と考えた後に、また別のアカウントをつくり、”僕の友人”という事で、スタジオの批評欄に次の様に書いた訳さ。

 ここで批評を書いたおれの友達が、ここのスタジオの先生からそれを消す様に無理矢理言われたんだ。このスタジオについてネガティブな批評をするのは止めた方がいいよ。いくら正直な感想でもね。あ、ちなみに俺はここでクラスを取った事はないけどね。(2つ星)ーパトリック・アナー

わし性悪? 彼らが墓穴を掘った感じに仕上げたのわかる??

そのあとまたジェンからメールが、怖くて読めんが、貴方がここまでクラスに対して不満を感じていた何て知らなかったわ、とか、授業料の支払いの期間を教えてくれれば、レシートのコピーを送るわよ。などという文が目に入るが、無視。

で、一見落着、のはずだったのだが、

その夫の方からもメールが。怖くて読めないが、無視するまえに最初の一文が目に入る。おれは、妻がすばらしい先生だということを知っている・・

はあ?わしなにか悪い事した?あのさ、僕はね、正直に、スタジオの批評をしただけなんだよ。しかも、いやいや最初の批評を消してあげたんだよ。それであんな酷い対処されて、これ以上僕から何を期待してるの?? というのが、この時の心境。

そしてなんとまたウェブサイトの管理人ジョンからメールが。

君が言ってたスタジオって***スタジオのこと?というのも、彼らから、スタジオのページのネガティブなレビューを消してほしいっていうメールが何通も送られて来ているんだよ。もしこれが君が書いた批評であれば、消す前に、君の承認がほしいので、メールしてます。

と。

その返事には、いろいろ迷った末、

 うん、それは僕の批評だよ。最初に書いたやつは(君の助けにより)僕が消したけど、2つめのパトリックという名の批評はできれば消さないでほしいな。君のアドバイスを元に、また別のユーザーネームで批評したんだ。

彼ら(JとP)のこの件に対する対処の仕方には本当に腹を立てているんだ。というのも、僕が最初に、正直に批評を書いて、それに対して、彼らは僕のクラスメイトに頼んで僕の批評に対する批評を書かせたからさ。もう僕は今みんなを敵にまわした感じになっているんだ。

それに、僕はこのウェブサイトは、「役者が素直な気持ちを書く」というサイトだと思っていたからさ。(その名も『アクターレイテッド』)

でも、ぶっちゃけ、これは君のウェブサイトだからさ、君がベストだと思う様にしてくれても怒らないよ。ただ、僕の批評を消す事にした場合は、その旨と、なんでそう決めたか、を聞かせてくれるとうれしい。

ありがとう、ジョン!

と書いた。と、この時点で私はもう結構落ち込みとパニックでへんな状態になっており、心を落ち着けようと横になるが、落ち着かず、するとまたジョンから返事が。しかも、予期せぬ反応。

トキオ、正直、僕は君の始めの批評は良いと思う。とちらかというと、パトリックの名の批評の方を消したいな。というのも、そっちはスタジオのクラスの質ついては直接は全然触れていないからさ。そっちを消す感じでいいかな?

ぼくから君のスタジオに話してみるよ。このウェブサイトは、役者が商品や学校などについて干渉を恐れる事なく正直に意見を交わし合える様にと作ったサイトなんだ。もし彼らがこれ以上この事に関して君を悩ますようだったら、そのスタジオをこのサイトから外すよ。

もし、僕らが、役者の意見を受け付けないようなことがあったら、僕らは<役者の為の情報源>としては失敗した事になる。僕らは、規約に背く様な投稿以外は、または投稿者自信が頼んだ場合以外は、絶対に拒否したりはしないんだ。今からすぐに、僕が僕のやり方でこの問題は解決させるから。

君の忍耐に感謝、そして君の正直な意見に反発がおこった感じになったのはご免。本気で、彼らが、君の意見を放っておいてくれる事を祈ってるよ。

ジョン

わお、ジョン、素敵!あれ、、もしかしてこれって僕の勝利か?

と、返信に迷う。なんと言っても、僕のクラスに対する一つ目の批評は本当にひどい:

J(先生)は、才能を見極める目はあるのは認めるが、クラス内では幾度か彼女の『ひいき』による不公平さが伺えた。なので、あなたが、運が悪かったり、希望されていないルックスであったりした場合、不公平な扱いをうけることになるかもしれないのは覚悟いただきたい。Pは、私が今までであった中でも最悪の教師の一人である。自分が言ってる事がわかっていないような印象を受けた。そして、彼は、授業中に「僕が言ってる事、わかるだろ?」を何度も繰り返す。それは、もちろん、先生としては、許されがたい。(1つ星ーイヴァン・パリス)

で、本当に悩んだ末に、ジョンにはこう返信した。

ジョン、わざわざこのことに時間を割いてくれてありがとう。そして、そこまで頼もしいサポーターでいてくれてありがとう。

もう今の時点では、クラスがどうこうよりも、彼らのこの件の対処の仕方にがっかりしている状態です。もし、彼らに、貴方のウェブサイトがあるべき姿みたいなものを、話してくれると、本当にうれしい。というのも、君が説明してくれた見方が、僕が始めに批評を書いたときに考えていたこのウェブサイトのイメージと似ている様だから。

僕の始めの批評は、僕の率直な判断なのだけど、それでも、後半のPについての部分は、僕が2回しか彼のクラスをうけた事がないという事実を考慮すると、(とくに僕が誰か分かられている今、)すこし、攻撃的な気がするので、始めのJの『不平さ』の部分だけが残る様に編集しなおしてくれませんか?そして、1つ星のかわりに、2つ星をあげてやってくれませんか(笑)?もし自分でできるならやりますが。。あと、ええ、2つ目の批評は消していただいてかまいません。

でも、君が言う様に、もし、このサイトで、アマゾンドットコムの商品のレビューを書く様な感覚で、自由で正直に、そして気楽に批評する事ができたとしたら、ベストですよね。

とにかく、これが、今僕が唯一思い付いた選択肢です。ロスではまだ新顔の僕の名声はこの事件ですでにトイレに流されてしまっているし(ー英語的表現ね)

本当にありがとう。もし彼らがこの件でまた僕を悩まし続ける様な事があれば連絡します。

トキオ

で、返信:

やあトキオ、

うん、わかったよ。僕だったら名声についてはあんまり心配しないよ。というのも、この街は小さい様に思えてエンターテイメント産業はばかでかいからさ。例えば、ぼくらのこのウェブサイトだって、発足してもう一年以上経つのに、殆ど誰も聞いた事もない様な状態なんだよ。

君の希望通り、批評は編集しておいたよ。

いつでも、新しいユーザー登録してね。

じゃあ、グレイとな日を!

ジョン

この最後のメールがどれだけこころのオアシスになったことか。。

はああ、そんなこんなで心臓発作がいつ起こってもおかしくない様な一日でした、、、って、僕は何をしてるんだ〜こんなことにエネルギーを費やしている場合ではない!一日終わっちゃったぢゃないか〜!!

あーあぁロスで唯一所属しかけてたコミュニティをみんな敵にまわしちった。僕ってある意味すごい?この、一気ににみんなを敵にまわした、みんなに嫌われた、という事実が胸にじわじわ入って来たとき、なんともいえない開放感がおそってきた。嫌われるって心地よい??いや、多分またあたらしい自分の『強さ』を発見したんだね。

そして、なんだか、よく考えてみると、僕は悪い事をしてないどころか、とてつもなく正しい事をした気分だ。自分の信念をつき通す、これからも体現していくぜ。

失うものはなにもない。得るものだけだ。

なんだかネガティブな感情の時ばかりブログを書いてる様なイメージをうけられるかもしれませんが、単なる偶然です。

今日は、キレました。

クラスの途中で、ジェンがクラスメイトにフィードバックをあげてる途中に、荷物を持って颯爽と扉へむかい、(普通に閉めてもでかい音がするドアを、)みんなが飛び上がる程

バーーーーン!

と力いっぱいたたき閉めて、このしょーもないクラスを後にしてやったさ。

おそらく、静かで平和な日本人のイメージを揺るがせたことでしょう。

演技のクラスで友達を作るどころか、みんなに攻撃的でサイコなイメージを与えてしまった。

でも、衝動的に、そうなってしまったのではありません。”こと”がおこってから、冷静によ〜く考えて、これは自分の為に、自分の尊厳を守る為に、やらなきゃいけないな、と納得するところまできてから、実行したことです。

もちろん、そんなイノセントなクラスメイトの気分まで悪くする様な事はできたら避けたかったし、復讐のごとくわざわざジェンを嫌な気分にさせたいというのは僕の中のエゴが働いている違いない、とか、もっとプロフェッショナルな対応のしかたがあるはずだ、などとも自問自答したのです。でも、これ以上自分をごまかし続けることもできず、そして、極めつけには、『自分が、なりたい自分に、夢を実現している自分に、既になっているとしたら、ここでどう対応するだろうか?こんな不公平なことに直面して、我慢して自分を押しとどめるだろうか?』という質問を自分のこころにし、最後に頭の中で今日の星占いと照らし合わせた上で、もう、やるしかない。と、悟ったのだ。

 

で、何があったって??

それは、ちょっと複雑でうまく説明できませんが、簡単にいうと、不公平な扱いを受けたのです。しかも、それが初めてではなかったのです。

演技を勉強する際には、先生と生徒との間に、本当の信頼関係がないと、なにも得る物がない、というのが私の理論です。演技の先生には、疑いを捨てて、どんな厳しい事を言われても耳を傾ける、と、本当に自分の魂を預けるようなもの。つまり、ある意味ギャンブルです。そして、僕も、ジェンと勉強するからには、と、覚悟を決めて、色眼鏡を捨てて、信頼を置き、頑張りました。そして、クラスにも一度も遅れる事なく(車もない僕が1番到着が普通だった)、他のクラスメイトのみんなからも学ぼうとつとめ、必ず自分のシーンが終わった後も、長い時は5時間、最後まで真剣に観察しました(当たり前に聞こえるかもしれないがそれができない輩がたまにいる)。僕は、信頼を置いている限り、自分の演技を酷く評価されても、素直に耳を傾けますが、不公平に扱われるのは、どうしようもありません。というか、先生としては、腐っています。気のせいかな、気にし過ぎかな、と思った時期は、とうに過ぎ去り、残念ながらその不公平さは複数の事件で証明され、それでも仏僧の如く我慢。しかし今日は、僕が一旦クラスを止める前の最後のクラスであるにも関わらず、不公平に、脇へ追いやられ、、、ぷっつん。俺様を誰だと思っとるんだ〜!

腐ったクラスよ、さよーならー。3ヶ月頑張った自分を、褒めてあげたい。そして今日大切な決心をし、行動に移した自分の勇気を、賞賛してあげたい。

このことなどどうせだれも気にしていないでしょう。これからの長〜い歴史上で糸くずほどにも足跡を残すことはないでしょう。

そのドアが閉まった音に、「やべ〜あいつマジで怒ってるよ、」と思った人が一人でもいたら、わしは満足じゃ。

祝杯だ。酒だ。ウイスキー。

そしてもちろん、スターになることで腐った者たち(今回の場合はジェン)には復讐してやる。そのころまだ腐っているかはわからないがね。

(お願いだからだれもこれを英訳しないでね。少なくとも年内は。僕自身も頑張って文句はこれだけ、ここだけに停めます。)