インプロ。コメディ。

昨日はエキサイティングな忙しい一日でした。

今度の舞台公演の為のオーディションの、オーディションにくる役者さんたちの『相手役』の台詞を読む、リーダーになりました。前からやりたかったことなので、本当にやれてよかった。しかも、映像系(映画やテレビ)のオーディションとは違って、舞台のオーディションであるので、とても濃い。一人一人の役者さんにゆったり時間が設けてある。この劇、登場人物が日本人男性と韓国人男性の2人だけ、なのでオーディションにきたのはこのどちらかの役候補の方々でした。いやあ結構みなさん素晴らしかった。人それぞれ解釈の仕方がちがったり、それぞれの「クオリティ」で同じ役のはずなのに全然ちがう性格にみえたり、緊張してたり、、、。ほんとにいろいろ學びました。こんな機会を与えてくれたYさんに大感謝。僕も、このオーディション受けたかったのだけれど、次の映画の撮影と、この舞台のリハーサルがめっちゃ重なっていたので、受けない事にしたのです。

オーディションに来ていた役者さんを見て本当に強く感じたことの一つは、役者のインプロ(即興)スキルの大切さ、でしょうか。インプロのクラスなんで長らくとっていないので、また始めようと思う。

そのリーダーになっている間に、昼には、その会場をぬけて、テレビのちょい役のオーディションへ。これ、コメディのテレビシリーズ。ぼくは、コメディを見るのも演じるのも、そんなに好きではない(問題発言!)。故に多分苦手なんだとおもう。あるいは、苦手だから、嫌いなのかも。コメディって、大抵、会話のリズムとペースが凄く大切で、自分の英語のハンデを感じることばかり。あと、なんか大げさだったり。だから嫌なのかも。それに、「人を笑わせたいから演技がしたい!」、みたいな考え全く僕には理解不能。。まあコメディにもいろいろあるんだけど、、ここで言ってるのはとくに茶番な感じ、シチュエーションコメディ的な感じ。人気ドラマ『フレンズ』なども、今流行の『ビッグバンセオリー』なども、なにがおもろいのかわからん。『コメディ』なんて言葉さえなければいいのに。。ブーブー

というわけで、このオーディションも、うまくいかなかった感触ありあり。。もちろん精一杯やったけどね。まあ、オーディションがうまくいったかいかなかったかなんて、自分にはどうせ分からん訳で。

夜は、スカイプでインタビューが。これもエージェントのビルがアレンジしてくれたもので、なんかテレビシリーズのパイロット(第一話)の脇役を探している模様。やった!またテレビ!と思うも、その募集要項には、また、見たくなかった言葉が。。『improv』!!!インプロだ〜!スクリプトもない、役者が即興で話をつないでいく感じの様だ〜!うわ〜。それ以外の情報は特になく、、、スカイプインタビュー。が、それもまた、なんかなんのため?って感じのあっさりした、ただのちょっとの会話、という感じ。べつに「オーディション」らしきこともさせられず、、。そのスカイプ電話してくてくれたAさんも、「今日はただ挨拶したかっただけだから。」と。一体なんなんだ。。また連絡くることになってるけど、どうなるのか。アメリカ南部専用のテレビ系列のテレビシリーズの模様。撮影がジョージア州であるらしい。南部好きの私は、決まるともち超うれしいが、、、インプロ、、怖い。

実は、僕が、インプロに対して少し抵抗があるのも、インプロ=コメディみたいなイメージがあるからだ。べつに面白おかしくないインプロでもいいじゃないか、と思うのだが、なんかおかしけりゃインプロ上手、みたいな流れがよくある。やだ。

やだなどといっている場合ではない、これは多分神のお告げなのだ。とりあえず、インプロのクラス探してみよう。