笑顔の過大評価

僕の昔からの問題:笑顔になるのに抵抗がある。

最近のオーディション、キャスティングで本当にほぼ毎回ポジティプな感じのビッグスマイルを求められるのだが、僕は意味もなく咄嗟に笑顔になるのに昔から抵抗があり、こういったキャスティングには通ったためしがない。ってこんなこといったらネガティブな波長を送っている様な感じになってしまっているかもしれないが、正直な気持ちである。コマーシャルオーディション用対策ワークショップ等では多分この咄嗟の意味もないスマイルを習得するのだろうが、そんなことを考えるだけで頭が痛くなる。そんなものうまくなりたいとさえ思わない。

が、やはり生きてゆくには、妥協は必要だってことで、明後日のキャスティングでは全力で笑おうと思う。ワークショップもそのうち取ろうとは思っている。コマーシャルの仕事は本当に金になるからね。

デニーロやショーンペンのようにずっとむっつりしていられる様な身分に早くなりたいものだ。

年の功なのだろうか、最近、『読書』という概念がわくわくでたまらない。高校大学ではこんな風には決して思わなかった。

今回演技のクラスを取り始めたアクターズスクール/シアターplayhouse westでは、生徒が読むべき本のリストが与えられて、もうその長いリストにドキドキである。

で、『一番始めに読むべき』、そして『これから貴方が読む本で一番大切な』本として、

The 7 Habits of Highly Effective People

があげられており、その本の分厚さに、「やった!」と思いながら、読み始めてみると、う〜むどこかでよんだような。。と思ったら、やっぱり僕はこの本の日本語訳『7つの習慣』を、10年くらい前に既に読んでいた!!!ちゃんとそのエクササイズもやった。ただ、10年前とは読んでいても全然感じ方が違って(英語と日本語訳の違いもあるのだろうが)、一つ一つのポイントに比べ物にならないくらいの重みを感じる。習慣2で、これからの自分の人生の<何があっても消して揺らぐ事のない>掟(=Personal Mission Statement)を考えて作るのだが、これも、10年前に書き出したものをなんとな〜く覚えていて、今回はさらに研ぎすまされた掟をつくれそうだ。(*もちろんこの掟を自分の人生に合わせ常に少しずつ調整していくのも習慣の一つである。)とにかく2度もこの本に出会ったということでまたまた運命を感じる私なのでした。薦めておきます。特に英語バージョンを。

*おまけ*

アクターズスタジオ、ゲスト:ロバートデニーロ

デニーロの最も好きな言葉:”REFINEMENT” !!!!!

最も嫌いな言葉:”BOORISH” 誰が想像しただろうか?!